Xperia mini pro に MiniCMSandwich (ICS) を入れてみる

ONDA Vi10 で ICS を触ったのに調子づいて、 Xperia mini pro にも ICS を入れてみようとカスタムロムをあさってみました。いくつか種類があるのですが、今回はその中から MiniCMSandwich AOSP Android 4.0.4 RC3 なんてのを入れてみました。

前提

前提が 2 つほどあります。

  1. ブートローダーアンロック
  2. fastboot 導入
  3. もしもの時のバックアップとリストア手順
  4. 勇気とやる気

必要なファイル

たいしてありません。

MiniCMSandwich AOSP Android 4.0.4 RC3 スレッドから mini pro 用のカーネルとロムを落としてくるだけです。 GoogleApps はお好みでいれます…まぁ私はいれました。

手順

手順はこんな感じです。

  1. カーネルの焼き込み
  2. CWM でブート
  3. フルワイプ
  4. ロムのインストール
  5. 念のためもう一度フルワイプ
  6. リブート


以下詳細です。

カーネルを焼きます。

ボリュームキー上を押しながら電源をいれて fastboot モードで起動、その後

>fastboot flash boot boot_mango_rc3_final.img
CWM でブート。

電源をいれ SONY のロゴが出てボタンが光ったらボリュームボタンを押します。私が試した感じでは、上下どちらでもいいようでした。

その後 CWM のメニューに入ります。

CWM の操作方法ですが、ボリュームキー上下でカーソル上下移動、カメラボタンで決定、バックキーで戻る、です。

フルワイプ。

CWM のメニューから『factory reset』→『Yes』。

ロムのインストール。

CWM のメニューから『install zip from sdcard』→『choose zip from sdcard』。

zip ファイルは update_krsh_ics_rc3_mango.zip を選択します。この zip は PC 経由でコピーするなり、 adb push するなりして事前に SD カードに入れておきましょう。ちなみに私は PC から入れ忘れたので CWM たちあげてから adb push しました。

リブート。

CWM のメニューから『reboot options』→『reboot system now』。

起動した感じ

こんな感じになりました。

使用感

デフォルトで root ですし su も busybox も入っているのでいじり放題です。とりあえずフォントを入れ替えてあとは以前のアプリケーション環境を TitaniumBackup 等から戻して使ってみています。

いまのところ普通の ICS に感じますねぇ… ONDA Vi10 やエミュレータと大差無いです。特段、重いとかそういうこともないです。


ただし AOKP なオプションらしいものが追加されています。




バッテリーの持ちとかはこれから検証してみます。データ専用 SIM でパッチあててないからあまり期待できないかもしれません。データ専用 SIM のフレームワークパッチ*1あてて、とりあえず一晩おいてみることにします。

その後 (5/10) 追記

パッチあてたり魔法の5行追加したりしてみたのですが、それでもバッテリーの持ちがとても悪いので (10%/hくらい) 常用に耐えないなという結論に至りました。ついでに Wi-Fi テザリングもなぜだか機能しないので他の ROM を試してみたいと思います…。

うーん、残念。