HDUS内蔵カードリーダを使う実験
自分用メモ。HDUS内蔵改造カードリーダを使う試みが行われているので自分もやってみます。
前提
- ドライバは『YN_JP+XOR+カードリーダーパッチ』をあてたものを使う
- B25Decoder.dllは『バージョン2.1.3.0』を使う
HDUS用 winscard.dll の入手
- HDUS用winscard.dllをとってくる
- http://2sen.dip.jp/friio/のHDUSアップローダから『HDUSカード利用テスト_2(junk無保証)』を入手する。
- 中身はパッチと winscard.dll です。今回はこのdllのみを使う。パッチは前回のを流用。
- winscard.dll は %SystemRoot%\system32 にあるものと似ています。Readme はよく読みましょう。
- http://2sen.dip.jp/friio/のHDUSアップローダから『HDUSカード利用テスト_2(junk無保証)』を入手する。
実験方法と結果
- EpgDataCap_Bon … ○
- いいもに。 … ○
- HDUSTest 単体視聴 … ○
まとめ
とりあえず使えるみたいですね。自分では以下のように思います。
- 考えられるメリット
- 考えられるデメリット
- 従来のパッチ + ICカードリーダのように実績がない
- 新たなパッチを当てたことによる弊害が出る可能性も否定できない
- アプリ側の対応がある程度必要である (バージョン1の場合動かないものもあった→後述)
- winscard.dll 自体、まだ出て2日という極めて新しいもので、まだ安定運用の実績がない
以上のメリットとデメリットを鑑みて、ICカードリーダを持っている人の場合にはまだ常用しないほうがいいと思います。ちょっとデメリットのほうがでかい…録画してみたら変なTSでしたとかいうのが一番困るパターンでありますし。今まで約1ヶ月、大勢のユーザーで運用されてきた実績は大きいです。
自分の場合も、ICカードリーダを使う方法で常用して、バージョンアップのたびに確認のためにHDUSに挿しなおしたりする方向で使っていこうと思っています。ドライバだけは何度も入れ替えるのが面倒なのでこのままで行ってしまいますケド。
現時点では、ある程度自信がある人や自分のようなデバッガーな人以外は、従来の方法で導入したほうがよさげですね。
実は
最初書いたときは『HDUSカード利用テスト (junk無保証)』のファーストリリースを使った検証と、その後リリースされたバージョン2の検証結果を両方記載していたのですが、携帯から誤って記事を消してしまったため、バージョン2での検証のみ上に載せています。バージョン1の時点では
- B25Decoder.dllを呼んでつかっているものは、バージョン1.2.1.0にしないと使えない
- 1分ほど録画して、録画したファイルを再生してみて確認
- B25Decoder.dll (1.2.1.0) を使って記録したファイルはOK
- B25Decoder.dll (2.1.3.0) を使って記録したファイルはワンセグ
- 録画したファイルをMulti2Decで検査
- B25Decoder.dll (1.2.1.0) を使って記録したファイルは複合漏れなし
- B25Decoder.dll (2.1.3.0) を使って記録したファイルは複合漏れあり
- 1分ほど録画して、録画したファイルを再生してみて確認
- Petit地デジについては視聴できなかった
という結果であったので、これは相違点のみあわせて記載しておきます。(バージョン2では上の通り改善されています)