EpgDataCap_Bon 導入手順 その2

EpgDataCap_Bon を中心に使って活用する手順のまとめ、その2。

EpgDataCap_Bon の設定

EpgDataCap_Bon (EpgDataCap_Bon\EpgDataCap_Bon.exe) を起動します。


↑ のように、チューナーのところに『HDUS』が表示されていればOK。表示されていなければドライバがうまく読み込まれていない可能性があります。「c:\Program Files\HDUS\EpgDataCap_Bon\BonDriver\BonDriver_HDUS.dll」があるかどうか確認しましょう。それでもダメなら、ランタイムがない等その他の要因が考えられます。

チャンネルスキャンボタンを押します。

受信可能なチャンネルをチェックしてくれます。これにはしばらく時間がかかります。

メモ
B25Decoder.dll のバージョンによってはココで落ちてしまいます (うちの場合、DLLのバージョンが「2.1.2.0」だと落ちます)。その場合、『EpgDataCap_Bon\旧B25Decoder』に入っているものと差し替えるといいうまくいくことがあります。差し替える場合、タスクマネージャを確認して「EpgDataCap_Bon.exe」が残っていないことを確認してから差し替え (コピー) します。もしもっと新しいバージョンの B25Decoder.dll を使いたければ、http://2sen.dip.jp/friio/から、最新のMulti2Decを入手して差し替えてください。また、念のためDLLのバックアップをとっておくのもお忘れなく。
(ココでは古いバージョンを使うこととします)
c:\>cd "\Program Files\HDUS\EpgDataCap_Bon"
c:\Program Files\HDUS\EpgDataCap_Bon>move "B25Decoder.dll" "B25Decoder.dll.old"
c:\Program Files\HDUS\EpgDataCap_Bon>copy "旧B25Decoder\B25Decoder.dll" "."
設定ボタンを押します。

各種詳細設定を行います。

  • 基本設定

    • 録画ファイル保存先を、TSファイル保存したいディレクトリに書き換えておきます。その他はお好みで。
  • EPG取得設定

    • EPGデータを取得したいチャンネルを指定します。全部チェックでいいでしょう。
  • ネットワーク設定

    • 視聴とリモコン利用のためにはココを設定する必要があります。とりあえず以下のように設定しますので、ポートやPCのIPを変更しなければならないような場合は、各自必要に応じて読み替えてください。
      • TSデータをUDPで送信するにチェック
      • 送信先に「127.0.0.1:1234」を追加する
        • 視聴側で「udp://127.0.0.1:1234」を読み込むことによって視聴できるようになります。
      • ネットワークリモコン機能を使用するにチェックし、ポート「12345」を指定する
        • HDUSTestのリモコン機能を正しく使うためには、ココのポートをHDUTest側とあわせる必要があります
    • ↑ どちらも、HDUSTest側の設定も必要です。HDUSTestは後ほど設定します。
  • 外部アプリケーション設定

    • 連携させる外部アプリケーション (HDUSTest と EPGデータビューア) を呼び出すときの設定を行います。
      • View ボタン設定
        • Viewに使用するexeへのパス→先ほどインストールした「HDUSTestディレクトリのHDUSTest.exe」を指定します。ここでは『c:\Program Files\HDUS\HDUSTest\HDUSTest.exe』
        • View起動時のコマンドラインオプション→『/nd /d "c:\Program Files\HDUS\HDUSTest\BonDriver_UDP.dll"』*1
      • EPG表示 ボタン設定
        • EPG表示に使用するexeへのパス→先ほどインストールした「EPGデータビューアディレクトリのEpgDataViewer.exe」を指定します。ここでは『c:\Program Files\HDUS\EpgDataViewer\EpgDataViewer.exe』。
        • 起動時のオプション→とりあえず『EpgDataCapのデータファイルパス一覧』にチェックしておきます。
メモ
HDUSTestのコマンドラインオプションですが、「/nd スクランブル解除を行わない」、「/d 使用するBonドライバを指定する」オプションです。このように「/d "c:\Program Files\HDUS\HDUSTest\BonDriver_UDP.dll"」としておくと、HDUSTest側の基本設定がどうであれ、UDPドライバを使用して起動するように設定できます。いろいろなBonドライバを流用できるのでおぼえておくと便利です。
EpgDataCap_Bon で行う設定は以上

です。
視聴はまだHDUSTest側の設定が終わっていないので出来ないのですが、EPGデータを取得したりすることはこれだけで可能です。EPGデータの取得にはそこそこ時間がかかるので、EPGデータ取得ボタンを押してEPGデータを取得しつつ、他のアプリの設定をすると良いでしょう。

つづく...

その3 に続きます。

*1:HDUSTest ver.0.36から、/nr オプションでネットワークリモコン使用で起動できるようになりました。ver.0.3.6↑を使う場合、/nr オプションをつけて『/nd /nr /d "c:\Program Files\HDUS\HDUSTest\BonDriver_UDP.dll"』としたほうがいろいろと便利でしょう。 --8/19追記--