USE フラグの場所 - 菖蒲のころ

よく考えたらイマイチわかってなかった USE フラグの格納場所をメモメモ。φ(．． )

USE フラグのリスト

/usr/poratge/profiles/use.desc: グローバルな変数
/usr/portage/profiles/use.local.desc: ローカルな変数

使ってる分には違いがよくわからないが。 package 固有の変数とかがローカルかな。

システムでセットされるもの

/usr/portage/profiles/以下の make.defaults: これ以下のいろいろ

自分の profile に合わせて参照される箇所が違う。例えば自分の場合以下の通りなんだけど

$ eselect profile list
Available profile symlink targets:
  [1]   default/linux/amd64/10.0 *
  [2]   default/linux/amd64/10.0/desktop
  [3]   default/linux/amd64/10.0/desktop/gnome
(…略…)

この場合 /usr/portage/profiles/default/linux/amd64/10.0 にある make.defaults やその親の要素を引っ張ってくる。

おまけ…自分でセットするもの

こちらはおまけ。一応書いとく。

/etc/make.conf: 自分のシステム全体で適用したい USE フラグを書くところ
/etc/portage/package.use: パッケージごとに適用したい USE フラグを個別に書くところ

実は package.use はディレクトリでも可で、以下のようにしても読んでくれる。

/etc/portage/package.use/X.use
/etc/portage/package.use/gnome.use
/etc/portage/package.use/etc.use

このように配置しても X.use / gnome.use / etc.use の 3 つともちゃんと読んでくれる。なおこれは package.use に限らず package.keywords 等でも同様でその名前で、ディレクトリを作って配下に置けば全部読んでくれる。