なんかいろいろイヤンなアップデート

Gentoo

ある日の emerge world 。 amd64 環境の Gentoo をしばらく放置していたら何かいろいろキモになりそうな部分でアップデートがかかっていました。

  • sys-kernel/gentoo-sources-2.6.32-r7
  • sys-devel/gcc-4.4.3-r2
  • dev-lang/python-3.1.2-r3


特に問題になりそうなのは python でしょうか。どんなものでもコンパイルして使う Gentoo では gcc もキケンなのですが、 python はメジャーバージョンナンバーが上がっているので危ないカホリがぷんぷんです。そしてなんといっても emerge コマンドが python で動いているので下手をすると…。

気になって某巨大掲示板とかもみてみましたが、どうも怪しげ。

app-admin/eselect-python を使ってしばし 2.6 系を使うようにしておけば大丈夫かなー？

~ $ eselect python list                       (デフォルトで2.6系を使うようになってます)
Available Python interpreters:
  [1]   python2.6 *
  [2]   python3.1

~ $ sudo eselect python set python2.6         (明示的にバージョン指定するときはこんな感じ？)


他に目についたのは、 VirtualBox が 3.1.x 系から 3.2.x 系になってたくらい。とりあえずアップデートして様子見中。

追記
Python に関してはニュースが来ていた。『 eselect news list 』とすると 3.x 系にアップデートした際の注意事項に関するニュースがある。読むときは『 eselect news list 1 (1は各自の list 番号にあわせる) 』で。というか コレ だし、 emerge のログにも以下のようにしっかりと警告がでる。ほんと、掲示板の人じゃないけどなんで stable になったんだろうｗ

>>> Messages generated by process 28170 on 2010-05-31 18:50:25 JST for package dev-lang/python-3.1.2-r3:

WARN: postinst

WARNING!
Many Python modules have not been ported yet to Python 3.*.
Python 3 has not been activated and Python wrapper is still configured to use Python 2.
You can manually activate Python 3.1 using `eselect python set python3.1`.
It is recommended to currently have Python wrapper configured to use Python 2.
Having Python wrapper configured to use Python 3 is unsupported.