萌えじぇんちゅ インストールめも6
萌えじぇんちゅのインストールメモ。この日記は1日が1ページになり、かつ新しい記事が上に載る設定になっているので、順を追いたければ下から読んでいただくといい感じになります。
Compiz を入れる
3D デスクトップなウィンドウマネージャ Compiz-Fusion を入れます。
USE Flags
For installation the following packages need to be emerged with the USE flags that are specified
* x11-libs/libX11 and media-libs/mesa with xcb enabled.
* x11-libs/cairo with glitz, xcb and svg enabled.
* x11-wm/compiz-fusion with emerald enabled.See the offical Gentoo documentation on USE flags handling if help is required.
(意訳)
とあるので、必要なライブラリはその通り事前にコンパイルしておきます。
上のマニュアルにもありますが、 Compiz は ~amd64 キーワードでマスクされているので、これを外す必要があります。自分の場合は /etc/portage/package.keywords/compiz.keywords なるファイルを作ってそこに全部書いてしまいました。
x11-apps/ccsm ~amd64 x11-apps/simple-ccsm ~amd64 x11-apps/fusion-icon ~amd64 dev-python/compizconfig-python ~amd64 x11-libs/compiz-bcop ~amd64 x11-libs/libcompizconfig ~amd64 x11-libs/compizconfig-backend-gconf ~amd64 x11-plugins/compiz-plugins-main ~amd64 x11-plugins/compiz-plugins-extra ~amd64 x11-plugins/compiz-plugins-unsupported ~amd64 x11-plugins/screenlets ~amd64 x11-wm/compiz ~amd64 x11-wm/compiz-fusion ~amd64 x11-wm/emerald ~amd64 x11-themes/emerald-themes ~amd64
キーワードを外したら、マージします。ウィンドウの装飾 (デコレータ) には emerald を使いたいので、この辺のフラグも立てておきます。ここではわかりやすいように USE 変数に書いていますが、実際には /etc/portage/package.use に記述しています。
$ sudo USE="emerald" emerge -pv compiz-fusion fusion-icon simple-ccsm
fusion-icon も入れておくとタスクバーから操作できてハッピーです。 simple-ccsm は簡易版 Compiz マネージャです。簡単にアニメーション設定を行ったりするなら導入しておくといいです。
Compiz を使う
設定は GNOME のメニューからも行えますし、 Fusion-Icon からも行えます。実はここで少しハマりましたが、設定で 『ウィンドウの装飾』 が OFF になっているとウィンドウの上のバーとかが出てこないため、 Compiz 導入に失敗したかと錯覚させられます。
↑のスイッチが OFF だと悲しい結果に…
GNOME 起動と同時に Compiz で 3D にしたいなら、メニューから自動起動するアプリの設定を立ち上げて、 fusion-icon を足しておくといいんじゃないかと思います。
マニュアルには compiz-manager --replace とか emerald --replace とかいろいろ書いてありますが、 fusion-icon を自動起動にしておけば、 fusion-icon の設定をみて compiz + emerald やら compiz + metacity やら勝手にやってくれるようです。
